不動産一括査定サイトで査定金額が違う理由
不動産営業マンが一括査定サイトで査定金額が違う理由をご説明します。
不動産営業マンで宅地建物取引士の野口貴矢です。 @FIRE2071283511
査定の際に、お客様から、




他社の方が査定額高いで。
会社ごとに査定金額がちがう…




といったご質問をお受けすることがあります。
なぜ、会社によって査定価格に差が出るのでしょうか?
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Q. 査定額が高いところがいいのでしょうか?
A. 査定金額が高いから、高く売却できる訳ではありません!
不動産のご売却を検討する際に、売主様が一番最初にするべきことは、不動産仲介会社に査定を依頼することです。
近年は、インターネットの普及により、複数社に査定の依頼をすることがほとんどです。
その際に注意しなけらばならないポイントは、不動産仲介会社の本質を見極める必要があるということです。
査定方法は一緒なのに、査定価格が異なるのはなぜ?
不動産仲介会社は、売主様より、不動産の売却の依頼を受けて、商品を作らないことには仕事は始まりません。
そのため、売却の依頼を受けたいためだけに、実際の査定価格よりも高い金額を提示することで、売主様の気を引く不動産仲介会社もいます。
(悪質な場合は、実際の査定金額の1.5倍程度提示されます。)
このように、相場を度外視した査定金額を提示し、依頼を受けることを、業界用語で、「高受け」といいます。
売主様心理として、高い査定金額の会社に依頼したくなるのは当然です。
査定価格を提示した会社がその価格で直接買取しますよ、ということでしたら、話は別ですが、通常の不動産会社が提示する査定価格は「この金額であれば確実に1〜3ヶ月程度で買主様が見つかります」という金額です。
その査定価格で実際に買主様が見つからない場合は、スケジュールなどに大きな狂いがでることがあります。
そのため、査定金額とは、
・過去のデータや現在の周辺相場を基に、根拠が明確であるか。
を最も重要視してみる必要があります。
実際に売出しをする金額は売主様の意向にお合わせして、販売開始することはできますので、高い査定価格を提示している会社に惑わされることなく、どのような営業活動をしてくれるのか、担当者は経験豊富で信頼がおけるかを重要視して仲介会社を選ぶことが、売却活動成功のポイントです。






不動産営業マンが教える、具体的な会社の選び方について
査定価格の違いが、仲介会社が仕事を取るために、高値を提示し、売主様の気をひいていることが先ほどの内容で、分かったかと思います。
不動産仲介会社は地元でやってる小さいところから、全国に店舗があるようなところまで数多く存在します。
それだけに、どの会社が信頼ができるのか見分けることがむずかしいことが問題です。
売却を成功させるために、いい会社の選び方をご説明いたします。
Q. 地場の会社の方が地域のお客様をがかえているのでは?
A. 地地場の会社だからお客様を多くかかえている訳ではありません。会社の特徴はそれぞれ違います。
よく、お客様がいます!
と言う会社があります。
ただ、ほんとうにお客様がいる場合、どの会社に頼んでも物件の紹介は行うことができるので、ご紹介してもらえるはずです。
仮に本当にお客様がいたとして、その方がだめだった場合に、その後に、継続して他のお客様を連れて来れない場合は、損失になってしまいます。
ですので、直接売主様の担当になっていただく会社は、どれだけその会社が広告力があるのか、営業力があるのかで選びましょう。
不動産営業マンが、広告力・営業力はどこでわかるを説明します
不動産会社の広告力や営業力は、不動産を売るために、とても重要なポイントです。
それぞれご説明していきます。
年間の契約件数
データは嘘をつきません。
ご相談をされてる担当者やお店の契約件数を聞いてみて、比較したみましょう。
数多くの契約をしているということは、顧客リストも豊富ですし、営業力も高いはずです。
嘘をつかれることもあるので、その会社のホームページや担当者の取り扱い物件数を見れば内情を知ることができます。
知名度
名前も聞いたことのない不動産会社に問い合わせするよりも、聞いたことのある会社のほうが、購入検討者様は安心されます。
不動産は金額が大きいですので、詐欺の心配や、不安が大きくなりやすいですので、一度は聞いたことのある会社に依頼する方がおススメです。
仲介手数料は基本的に一律ですので、大手に任せてたくさん広告してもらう方が良いと思っています。
ワンポイントアドバイスとして、広告などに記載されている、会社の宅建業の免許番号を見てみましょう。
宅建業者が仲介業務をおこなうために必要な免許で、基本的には5年に1回更新されます。
つまり、数字×5をかけるとおおよその会社の歴史になります。
例
国土交通大臣(10)第〇〇号
(10)×5年で約50年程度宅建業として、営業している会社ということになります。
あくまで、目安ですが、参考にはなると思います。
※数字が少ない会社が悪いわけではありませんが、営業ノウハウや広告力は数字の大きさにおおむね比例することが多いです。
全国ナンバーワンの売り上げはこちらの会社です。






まとめ
査定金額が高い会社に売却をお任せしたくなる気持ちは分かりますが、査定の仕組みを理解していたけると、査定金額=売れる金額ではない。
と言うことがわかるかと思います。
売主様に対する提案の質の高さはそのまま買主様への営業力にもつながることが多いですので、査定価格は自分でデータや周辺相場資料を基に判断して、信頼のできる担当者・販売力のある会社を選ぶようにしましょう。
不動産に関してご質問などありましたら、お気軽にLINEからご質問ください。
また、福岡周辺の不動産売却・購入に関しては私が直接担当できますので、ご縁のある方は、ぜひお任せください。
また、とりあえずざっくりとした査定金額を知りたいと言う方は、まずは、査定をしてみてはいかがでしょうか?
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