不動産屋が水曜日休みが多い理由
不動産営業マンで宅地建物取引士の野口貴矢です。ツイッター( @FIRE2071283511)
最高実績▶︎仲介手数料3ヶ月連続1000万円の不動産売買仲介の営業マンの私が、不動産屋に水曜日休みが多い理由ついて解説します。
不動産屋は水曜日が休みや定休日の会社がとても多いのですが、その理由をご存知でしょうか?




知らんから、はよ教えてや。
不動産屋は水曜日が定休日が多いですので、水曜日に予定が空いて不動産屋に訪問したが、どこも空いていない…
ということにならなれけば、幸いです。
不動産屋に水曜日が定休日が多い理由をご説明していきます。
なんで不動産屋の休みは水曜日が多いの?
不動産屋はたしかに、どの会社も水曜日休みが多いです。
マンションの管理会社や不動産買取会社などは基本土日休みが多いですが、それ以外の賃貸仲介や売買仲介の会社は基本的に水曜日休みが多いですね。
一般の方が想像する不動産屋とはほとんど仲介会社でしょうから、なおさら水曜日が定休日のイメージが強いはずです。
諸説はありますが、いくつか理由をご説明します!
週末(土日)にお客様の休みが多いので、その中間で一番休みが取りやすい日
世間的な定休日が多い週末の土日はお客様が不動産を見て回ったり、相談をしやすい日になります。
つまり、不動産屋にとっては一番重要な日になります。
不動産の調査は役所で行う必要があるのですが、平日しか開いていないため、平日に役所関係の調査や、管理会社へ重要事項調査依頼調査を依頼したりと平日でしかできないことが多いです。
また、不動産の所有者の情報などがみれる、登記情報(いわゆる謄本)も平日しか取得ができません。
平日にそのような作業をしながら、合間に土日でお客様のアポイントを複数入れるのが一般的な不動産屋のスケジュールになります。
そのため一番重要な土日から離れた水曜日が必然的に休みが取りやすいということになるのです。
また、大手不動産会社も火曜日、水曜日を定休日にしていることも多く、木曜日・金曜日で週末のアポイントを取るということを重点に考えられているので、最も休みやすい日は水曜日と言えますね。
不動産管理会社も水曜日休みが多く、連携が取れない
不動産屋は1つの取引で、1社だけで完結することはかなり少なく不動産管理会社や別仲介会社とやり取りをしながら、取引を進めていくことになります。
不動産管理会社は土日休みか水曜日と日曜日を休みにしている場合が多く、水曜日は自分達だけ働いても、他と連携が取れない場合がどうしても多くなってしまいます。
そのため、仕事の効率も落ちてしまいますので、それなら、水曜日を休みにして、他不動産会社も動いている時に合わせて働いた方が効率的ですよね。
コミュニケーションが大事な業務なので、仕方ないですね。笑
取引が水(水曜日)に流れることを連想される
不動産業界は人と人のつながりで商売しているようなものなので、縁起やゲン担ぎを大事にされている方が非常に多いです。
大安以外では契約しない!
という方もいまだに多いです。
月のノルマが求めらがちな不動産仲介営業マンとしては、月内契約が必須なのに、翌月の1日が大安だった場合はお客様よってはひやひやすることもあるでしょう笑
実際に私のお客様でも契約・決済どちらも大安じゃないとやらないという方もいらっしゃいました。
お客様のご要望は取引に問題がない限り尊重するのも仲介の仕事ですので、その辺りも含めてベストな提案ができれば理想的ですね。
お客様の中には、占いで運勢がいいのが北東だから、その方角しか買わないという方もいましたが、海とビル街(博多の北の方)しかなく、良いご提案ができませんでしたが、無事買われたのでしょうか…
話は逸れましたが、水を連想させる言葉はあまり取引にとって良いイメージはないため、水曜日は避けて定休日が設定されたということが歴史的にもあるのかもしれません…
不動産屋でスムーズに対応してもらえるのはいつ?
不動産屋の営業マンも契約を取るために必死ですので、なかなか取り合ってもらえない場合もあります。
効率的に不動産を探すためには、何曜日というよりは、事前に(できれば1週前程度)不動産の条件を自分達である程度絞り、見たい物件を3件ほどまとめて不動産会社に伝えてアポイントを取るのがベストな選択肢です。
何件か気になる物件をお伝えしてもらえると、不動産屋側も傾向が把握して、類似の良い物件をご提案しやすくなります。
また、具体的な物件名などを挙げて不動産会社にお伝えすると、良い物件が出た場合は、教えてもらいやすくなります。
漠然と何も決まっていないですがこれから決めていきますということもあるかと思いますが、不動産会社の営業マンも日々何十組のお客様を対応しているため、より具体的に購入意欲がある方、資金計画がしっかりしている方に時間をかけたいというのが本音です。
営業マンに良い物件を紹介してもらうためにも大まかな地域や予算、広さ、築年数などは事前に条件を定めておくほうがスムーズに進みます。
また、営業マンも人間ですので、丁寧に対応してくれたお客様と、営業マンを雑に扱うお客様では営業マン心理としても、丁寧に対応してくれた方に良い物件買って欲しいですよね。
金額交渉や条件面の交渉など、不動産営業マンに頼らないといけない場面は多いですので、営業マンとの関係構築はとても大事だと私自身営業をしながら思います。
不動産で成功している方や良い物件を買えている人は、物腰が柔らかかったり、丁寧に対応してくれる方が多い印象です。
契約内容チェックやリーガルチェックは猛烈に厳しい場合が多いですが笑
リスク回避のためには必要なことだと、営業をしながらとても勉強になります。
最後に、最近読んだ本でとてもためになった本がありましたので、ご紹介しときますね。
ハーバード式不動産投資術という本です。
不動産投資の分かりにくい収益計算の内容やチーム作りの重要性を論理的に解説してあります。
かなり再現性の高い方法ですので、ワンランク上を目指す投資家の方にはとても役に立つ本だと思いました。
不動産関係の仕事をしている人は必読の内容だと思います。
感覚的な部分を理論的に理解できるようになると思います。
不動産中級者〜上級者の方におすすめです。
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