営業はがきを送るメリットとデメリット
営業はがきを書いたことはありますか?
多くの方は、暑中お見舞いや年賀状を送ったことはあるけど、それ以外は特にないという方も多いと思います。
実はそれ、とてももったいないです。
過去の私の経験では、営業はがきを継続的に送っていたところ、お客様から連絡があり、契約につながることが1年間で数件以上あります。
それでは、「営業はがきで契約を取る方法」をご紹介します。
この記事の監修者
n.takaya
福岡の大手不動産会社にて売買仲介営業に従事。 150件以上の不動産売買仲介を経験。 会社の役職は上席主任。 最高実績は、3ヶ月連続仲介手数料1000万円over。 国家資格▶︎宅地建物取引士(宅建士)保有。
営業はがきを送るメリット




まずは、営業はがきを送る具体的なメリットをご紹介します。
まめな営業マンと思ってもらえる
営業はがきを定期的に送ることで、お客様からも「まめな営業マン」という印象を持っていただけます。
一度お客様とお会いして、時間が空いてしまうと、その後の連絡がしづらくなった経験はないでしょうか?
営業はがきを送ることで、お客様との関係性を保つことができ、すぐには契約につながらなくても、ほかの営業マンより、お客様との関係性をつくることができます。
心理学の用語で、「単純接触効果」という、ものがたりまして、接触する回数が多ければ多いほど良い印象を持ってくれるもいうものです。
そのため、継続的に営業はがきで接触してとくことは、心理学の側面から効果的です。
何度も訪問することも「単純接触効果」があり、まめな営業マンと思ってもらえますが、「しつこい」という印象も持たれやすいため、訪問営業には注意が必要です。
ちなみに、営業はがきを書く時に使ってるボールペンはこちらです。
契約や接客のときにも高級感があって気に入ってますり




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普段はスラスラ書けるので、「ジェットストリーム」を使ってます。
愛用者の人多いですよね。ぜひ使って欲しい。




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遠くに住んでる人でも届けることができる
遠くに住んでる人に営業活動をしようと思うと、なかなかなかお会いして話しをする機会が取れないと思います。
そこで、営業はがきを送ることで、営業電話のように相手の時間を奪うこともなく、お客様との関係性を継続できます。
営業はがきを書くだけで、お客様に会いに行くための交通費や時間を節約することができます。
浮いた時間で、ほかのお客様にアプローチすることができますので、営業効率があがります。
ほかの営業マンと差別化できる
営業はがきを書くことは、多忙な営業マンにとって、大変な作業です。
そのため、営業はがきを書いている営業マンをあまり見かけることがありません。
ほかの営業マンがやっていないということは、差別化につながり、ほかの営業マンと差をつけることができます。
手書きではがきを書こうとすると、メールのコピペにくらべて、なおさら時間がかかります。
ですが、お客様に会いに行く移動時間、電話営業の時間などを考えると、営業はがきを書く時間はそこまでがかりません。
1枚書くのに2分〜3分程度ですので、1時間あれば、20枚〜30枚分の手書きの営業はがきを作成することができます。
それでもはがきを全て手書きで書く時間が取れないという人は、基本的な本文はパソコンで打ち込み、最後のひと言だけ手書きを添えるだけでも、印象がグッとよくなります。
はがきは、このような一般的なもので大丈夫です。
どの場面にも対応できる、ベーシックなものがおすすめです。




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お客様の時間を取らない
訪問営業をおこなう場合、お客様の予定を空けてもらう必要があります。
会って話すのは気が進まないという人も多いです。
営業はがきの場合、相手の都合に関係なく、好きなタイミングで見てもらい、内容に興味がある場合は、お客様の好きなタイミングで連絡できます。
そのため、営業をかけられている感も少なく、素直に受け止めてもらいやすいです。
営業はがきは手書きがおおすめ!
デジタル化が進み、メールで連絡を簡単にとることがてきます。
営業活動もメールでする人も多いです。
しかし、逆転の発想で、営業はがきを手書きが送ると、とてもインパクトがあります。
最近は手書きがのはがきやお手紙をもらう機会も少ないため、とても喜んでもらえます。
お客様のなかには、お礼の電話をくれる人もいます。
書き方を一から学んでみたいという人は、このような本で勉強されてみてはいかがでしょうか?
基本的なマナーは社会人として抑えておきたいです。




心を伝える、すぐに役立つ 手紙・はがき・一筆箋の書き方マナー大全
営業はがきを送るデメリット




営業はがきを送ることは、とても効果的な営業方法ですが、一応デメリットをご紹介します。
送りすぎるとクレームにつながる
営業はがきを送りすぎると、クレームにつながります。
電話と違って、相手の時間を奪ったりはしませんが、郵便物が何度も届くのがいやという人もいます。
基本的には1ヶ月に1回程度のペースで送ることが、私の経験上、効果的です。
これぐらいだとほとんどの方は迷惑にならないと思います。
お会いして半年ぐらい時間が経った場合、2か月に1回、3ヶ月に1回など、送る期間を変えて営業はがきを送るようにしています。
営業はがきの切手代•はがき代がかかる
営業メールを送る場合は、特に経費はかかりません。
しかし、営業はがきの場合は切手代とはがきの代がかかります。
大事な営業活動の経費とはいえ、ちりも積もれば山となりますので、一度試してみて、費用対効果が悪い場合、別の方法に切り替えるほうがいいと思います。
解決策
営業はがきを送る頻度を減らし、営業メールでも連絡を取り合う。
こうすることで、費用は抑えながら、営業はがきのメリットも活かすことができます。
デジタルとアナログを組み合わせることで、営業活動の幅が広がります。
営業メールの書き方については、こちらの2冊がおすすめです。








営業はがきの実例
これまで、営業はがきのメリット•デメリットをお伝えしましたので、具体的にどのような内容の営業はがきを送ればいいのか、実例をご紹介します。
具体例
○○様
〇〇株式会社の上席主任をしております、野口と申します。
先日お会いしてから、お時間が空きましたが、お元気でお過ごしでしょか?
〇〇(商品名•サービス)に関して、ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡ください。
多くのお客様から、大変ご好評をいただいております。
暑い日が続きますが、ご自愛ください。
住所
TEL
会社名•担当者名
営業はがき実例のポイント
内容に関しては、営業感が出すぎないように心がけましょう。
相手を思いやるような気遣いの言葉を入れたり、共通の趣味や話題があれば、そのような話題をひと言添えるのもおすすめです。
信頼できる関係性ができていると、結果的にも仕事につながりますので、お客様を思いやる気持ちではがきを書くことをおすすめします。
手元に1冊このようなお手本集を置いておくと、いざ書く時に役立ちます。




教養を感じさせる手紙のお手本帖
まとめ
営業はがきを送るメリットはたくさんあります。
デメリットもありますが、解決策を取り入れながら、営業活動の参考になれば幸いです。
営業はがきの効果は私自身実感いていますので、ぜひお試しください。
私も現役でやっている、不動産営業に興味があるという人は、転職支援サイトの宅建Jobエージェントがおすすめです。
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